『備忘録』だとか、『日記』だとか。

日々のあれこれを記録する自己満足日記帳

『いつか』とか、『これから』とか。

飲みの席でサワーを頼むつもりがソーダを頼んでしまい、なんだか一杯分損した気分になった。アルコールの酔いのせいでアルコールの有無を間違えるなんて、最高に馬鹿馬鹿しい。笑えてしまう。

 

そんなわけで一昨日、高校時代の友人と飲んできた。

顔を合わせるのがなんだかんだ半年ぶりくらいで、一緒に飲むのはそう言えば初めてだったかもしれない。お互いまだまだガキンチョだと思っていたのに、時の流れは無情にも早いものだ。

高校時代の記憶は、決して華々しいものではない。教室で過ごした時間より、保健室や部室で過ごした時間の方が鮮明に思い出せる。端的に言って、はみ出しものだった。自分と周囲とのギャップに、辟易する毎日だった。

彼もまた、似たような痛みを抱えた人間だった。周囲と同じように生きることを是とせず、己が信じるように生きる。ある意味不器用で、そして自由な奴だった。

そういうわけで、私たちは非常にフィーリングがあったのだと思う。気づけば随分と仲良くなっていた。さらに妙な縁で、この東京でも度々会う機会があり、今でも親交が続いている。腐れ縁、といっても過言ではないかもしれない。

飲みながら話したのは、ほんのたわいも無い話。くだらなくて、笑えて、でもなんだか懐かしい、そんなやりとり。あの頃の私たちは、自分たちの境遇を随分重く考えていたような気もするけれど、今ではそれも一つの笑い話だ。お互い馬鹿みたいな高校生が、馬鹿みたいな大学生になったと、それだけの話。

その友人、どうやらこのブログを毎日きちんと読んでくれているらしい。嬉しいような、少しむず痒いような不思議な感覚だ。その日もきちんと書けよと喝を入れられたのだが、酔った頭に課題も控えていたため、また数日投稿が空いてしまい申し訳ない。

そして、楽しかった飲み会も終わり、私たちはまた日常に戻っていく。あの頃の楽しさも、感情も、過去のこととして少しずつ記憶の海に沈んでいく。私は私を生きていく。貴方は貴方を連れて行く。(何かの歌詞だった気がするけど思い出せない)

 

あの頃の思い出を糧に今日も頑張っていこう。

 

2019.06.05そこそこ過ぎ 都内某所にて