『備忘録』だとか、『日記』だとか。

日々のあれこれを記録する自己満足日記帳

『明哲さ』とか、『鈍感さ』とか。

母の日と母の誕生日が近いので、申し訳ないなと思いつつもいつも一緒くたにしてお祝いしている。

昨日も自宅に電話するだけ電話してみたが、とくに話すこともなくいつもありがとうとだけ伝えて逃げるように電話を切ってしまった。もっと親孝行しておきたいんだが、どうにも不器用で敵わない。

 

そんなわけで、三日ぶりの投稿。何事もなかったかのような顔して二日分サボってしまった。課題やらなんやで忙しいときなど、のっぴきならない事情がある場合はそちらを優先するのも吝かではないが、特別な事情もないのにいたずらに投稿頻度を下げるのはいただけない。猛省。

さて、そんなこんなで今日の話題。適切な視野を持つことの難しさについて。

iPadを買っていろいろなアプリを入れる中で、そういえば電子書籍というものを本格的に利用したことがなかったなと思い試しにkindleを入れてみた。そこで初めて知ったのが、Amazon PrimeのPrime readingと呼ばれる電子書籍のサービスだ。そういえば過去にもどこかで聞いたような気がしないでもないが、Prime会員になって早一年、全くと言っていいほどそのサービスを利用していなかった。

早速使ってみると、ラインナップも悪くないし気軽に利用できるしで、すぐに気に入ってしまった。と、同時に何故今までこのサービスの存在を知らなかったのかと愕然とする。Prime videoやPrime musicばかり使っていたのが悔しい。

やはり無知というのはおおよその場合において損である。知っていた方が出来ることも増えるし損をすることも減るだろう。クーポンの存在を知っていたり、サービスの存在を知っていたり、身近な部分でも知識のあるなしで損得の差が開く場面というのは多々あるように思う。

そして無知にならないためには、常に広い視野と様々なものへの興味関心を持っておく必要がある。人間興味のあるなしで随分吸収できる情報に差が出るものだ。いろいろなものに興味を持ち、細やかな視点で世界のいろいろな事象を把握することが、隙のない人生を送る秘訣である。

しかしながら、目が良すぎるというのもそれはそれで困りものだ。世の中綺麗なことばかりではない。目をつむりたくなるような残酷な現実、醜悪な感情、不快な事実というものが、私たちの見ている世界の下にはいくらでも蔓延っている。そういったものからも目をそらさずに生きろというのは、凡人である我々にはあまりにも酷だ。

人間少しくらい目が悪い方が世の中生きやすい、というのが私の信条である。

美味しいお菓子に使われてる身体に悪そうな合成甘味料だって、仲のいいと思ってたあの子の陰口だって、知らないフリして生きてる方が楽だったりするのだ。人間万能ではないのだから、少しくらい鈍感なくらいが丁度いい。

 

今日も明日も、ほどほどに生きていきたいものだ。

 

2019.05.13 都内某所にて