『社会』とか、『10連休』とか。
今洗濯機の上でこの記事を書いているので、私は実質クソ雑魚委員長。
昨日今日と、都心で用事があって朝から出掛けていた。
電車を待っていると、スーツ姿の社会人の姿がちらほら。
なんだか申し訳ない気持ちになって顔が挙げられなかった。
名も知らぬ誰かのおかげで、顔も存ぜぬ誰かのおかげで、今日も私たちは生かされている。
食事も電気も水道も、ガスも電話もインターネットも、自分一人では決して使えるものではない。裏では常に誰かの尽力が私たちの生活を支えている。
そんな人と人とのつながりを、我々は一般に『社会』という。
私たちは社会の一環として、生き、生かされ、やがてその歯車となっていく。そういう仕組みになっている。
そんな中で、私の社会へのかかわり方、その第一歩をきめるのが来年の就活という儀式だ。
どんな仕事に就き、どんな形でこの社会に貢献するのか、その選択をいま私は考えなければならない。私はこの社会の中でどうありたいのか。私はこの社会にどんな恩返しができるのか。そんなことを、少しずつ考え始めている。
先日、大学でインターンシップのガイダンスがあった。インターンに参加する意義から始まり、インターンの具体的なスケジュールや申し込み方法など、様々な説明がなされていた。
少しずつ、来年が就活という事実が現実のものとして形を帯びてくる。
まだあまり実感がない。
私は、何をしたいのだろう。
私は、どうやって生きたいのだろう。
平成も終わりのひどく冷え込む春の夜、一人考える。
私と社会のかかわり方。私と社会の距離感。
答えはまだ出ていないけれど、まあ、せっかくの10連休だ。
もう少し、ゆっくりと考えてみてもいいのかもしれない。
GWでも働く、名も知らぬ誰かに感謝して、私は今日もダラダラと休日を謳歌する。
2019.04.28 都内某所にて