『運転』とか、『責任』とか。
今朝乗ったバスの運転手がまだ新人さんだったようで、少しヒヤヒヤする運転をしていた。
うちの大学は基本的にバスでしか通うことのできない場所に建っているので、毎日30分ほどバスに揺られて通学している。経路も坂道や曲がり道の多い道なので、下手に車内で携帯でも弄っていたら気分が悪くなることもしばしばだ。
だからこそ、大型のバスが危うい運転をしていると大分肝が冷える。
もちろんそれに文句を言おう、などという気持ちはさらさらない。むしろ私は大型バスの運転手を諸手を上げて尊敬している。イチロー、さかなクン、大型車両の運転手は、私の人生における生涯の尊敬の対象だ。
私自身も先月の半ば、石川の七尾自動車教習所にて自動車教習を終え、無事自動車免許を取得した。初めての運転というのはやはり緊張したけれど、これでやっと車の運転が出来るようになったとホッとしたことを覚えている。
しかし車の運転とは大きな責任を伴う行為でもある。教習所でも口を酸っぱくして言われたことだが、車とは便利な反面、使い方を間違えると人の命を奪いかねない危険なものでもあるのだ。
最近、自動車に関する事故や事件が多いように感じる。
先日22日にも、熊本市の国道で幼稚園の送迎バスやトラックなど5台が衝突する事故があった。死者が2名、負傷者が園児含めて7名ほど出たと報道されている。地元の事件ということもあって痛ましく感じていたが、何より車というものの危険性を改めて痛感する機会となった。悪意のある使い方をせずとも、少しのミスで人の命を奪いかねない危険なもの、という認識をもって車と関わっていくことが必要だ。
これからも車とのかかわり方には十分に注意して、生きていきたいと思う。
2019.04.23 都内某所にて