『備忘録』だとか、『日記』だとか。

日々のあれこれを記録する自己満足日記帳

『知り合う』とか、『積み重ねる』とか。

今日で平成仕事納め。やっと僕のGWが始まる。

 

この三日間、とあるイベントのスタッフのバイトをしていた。

どうやら私には派遣バイトの方が性に合っているようで、最近はもっぱら固定のバイトよりこういったものを優先してこなしている。自分の予定に合わせて仕事が出来るというのもいいが、何より人間関係にあまり気を使わなくていいのが楽で良い。数日間顔を合わせて一緒に仕事をしても、それが終わればもう会うこともない。そんな関係が、ここには溢れている。楽でいい。けれど、時には少しだけさみしくもある。

今日も新潟出身の男性といろいろな話をした。向こうは良い米がとれる関係で酒がうまいらしく、一回訪れてみたいと思った。そんな彼とも、今日が過ぎれば多分もうまみえる機会もないのだろう。そう考えると、やはり少しだけ寂しいような気がしないでもない。

大学などといった継続的に通う場であれば、そこで出会った人間というのもある程度深い関係になる場合が多い。一方で、こういった場で出会う人間というのは、やはり物理的な距離感というものもあり、なかなかその後も長く関係を持つということはほとんどない。基本的にはその場限りの関係だ。それが都合の良いことと感じるか、そうでないかは、やはり人によるのだろう。

九州から東京に出てきて、高校から大学に進学して、本当に様々な人間と関わる機会を得た。少し前の記事でも触れたことだが、本当に様々な来歴をもつ人々がいる。いろいろな場所で生まれ育った人たちがいる。とかくこの世は面白い。

そしてそんな人々とのかかわりを前向きに自分の中に蓄積していけるかどうかは、やはり自分次第ということだ。こればっかりは、誰か人様に左右されるものでもない。

自分がどれだけ積極的に様々な場に赴き、いろいろな人たちとかかわり、それを糧と出来たか。それこそが我々の心を豊かさをはかり、私たちの人生の深さをはかる尺度となる。時には思わぬ出会いが、私たちの人生を大きく左右することだってあるかもしれない。

 

だからこそ、今日も一つ一つの出会いを大切に。

 

2019.04.29 都内某所にて